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嘱託犬の指導手になったわけ

嘱託を降りると決めてからゆずや駒子たちと歩んできた12年をいろいろ思い出しました
ブログも前のから数えると14年を迎えてたぶんこの先はわんこたちとのお別れの記事を書かなければいけなくなる時も近いこと、日々のことはブログよりフェイスブックの方が簡単に上げられることなどを考えるとそろそろ終わりにしようかと思いました
昔のブロ友さんもそれぞれほかのNSNなどに移られて訪問する方も少なくなってきたのもその理由の一つではあります
それならば今まで嘱託犬と歩んだ思い出やその時感じたことを今なら書けるかと思いここに記すことにします

まずなぜ嘱託犬になったかというところから

ゆずは先代犬ぽんずの後にきました
ぽんずを不慮の事故で無くし呼び戻しの重要性を日々感じていたこと、たまたま務めていた乗馬クラブのドッグランに犬の訓練士が訪ねてきたこともあり訓練をお願いしました
最初は普通の家庭犬としての訓練をしていたのですがラブラドールなら警察犬になれるから嘱託を受けてみないかといわれました
訓練を続けていたそんなある日、テレビから衝撃的な事件が報道されました
隣の町で家族の頭にキャンプ用品のペグを打ち込み殺して本人は行方不明という猟奇的な事件でした
そしてそのいなくなった主婦がごくごく親しい友人だったのです
娘の保育園での初めての友達でご主人はうちの前夫と同じ会社に勤めており一緒にバーベキューしたり運動会で一緒にお弁当食べたりしょっちゅう遊んでいました
おばあちゃんも良い方で息子が生まれてからは風邪をひき保育園に行けない時は快く預かってくれ面倒を見てくれたりと自分の家族以上にお世話になっていました
しかし娘さんが私立の中学に入りうちも離婚することで家を出たので疎遠になっていました
そんな時に飛び込んできたニュース
少し前にスーパーで会っていたのでそんなに病んでいるとは全く気付いてあげられなかった自分を悔やみました
彼女の行方はなかなかつかめず嘱託犬の指導手でもあるゆずの先生に「呼ばれたら必ず行って探してください」と懇願しました
5日後、自殺の名所の橋から身を投げた彼女の遺体が見つかりそのまま迷宮入りになって世間からも忘れ去られてしまいました
でも私は今でもその時の気持ちを忘れることができなかったのです
藁にもすがる思いで待ってる人がいる
彼女は一人っ子で親せきは御主人側の人だけでその後どのように葬られたのかもわかりませんし何処に眠っているのかもわかりません
でも必ず無事を信じて待ってる人がいるのです
その後ゆずと駒子が無事試験に受かって警察から依頼があれば夜でもなんでもできる限り出動するというスタンツでやってきました
県警の人の話では50回以上、呼ばれても途中で見つかったと引き返した事案も含めればもっともっと出たと思います
ゆずや駒子の頑張りもあったのですが当時所轄の鑑識にいた方が警察犬にすごく期待してくれて一生懸命フォローしてくれたお陰で指導手としてもいろんな経験を積み更なる自信へとつながりました
こんな犬と指導手に大事な家族の捜索をゆだね待ってくれた家族の方々
最悪の結果で見つかったり全く手掛かりすら見つからなくていまだにどこに行ってしまったのかわからない人もいます
がっかりしたり悔やんだりこの12年本当にいろいろありました
そんな中で特に心に残っている事案を書き出したいと思います


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